シルクラインについて・・・・
2007年 03月 19日
今回2時間程度だけ使ってみました。
北海道のビルKさんからお借りしている、フェニックス社製シルクフライライン。DT-4です。
まださほど使用感はなく、ほとんど使っていないものと思います。
使い込むほど良くなっていく物なようですし、現に使い込まれたシルクラインはすばらしいものでした。
その辺も考慮に入れた上で。
まぁ良い点、悪い点などが浮かび上がってきたので・・・
イロイロ考えてみました。
まずは良い点から。
1:浮力がすごい。新品のプラスチックラインなどとは比べ物にならないくらいの高浮力。
結果メンディングがしやすく、ピックアップもしやすい。
(あ・・・・私のへなちょこ2000円以下ラインと比べてはいけませんねw)
どのくらい持続性があるかはまだ不明です。
メンディングは・・・自分が上手くなったと思う(^.^)/~~~ニョホホホ くらい、ラインが軽く浮か び上がります。
ま、コレはシルクの・・・というよりは、ミューシリンの。。というのが正解でしょうが。。
2:キャスト後の直進性がすごく良い。
ライン径がプラスチック系とくらべて細い(比重が重い)からでしょうか?
かなりの強風でしたが、比較的ちゃんとキャストできました。
3:ラインコントロールがしやすい。
よく言うフライを置きに行く?とかループがほどけるとか。
そのような使い方がしやすいとおもいました。
これは、爆風のなかででしたので、あまり試せず、まだまだ微妙です。
4:ラインスピードを落とせる。これは2に関係してくるのだとおもいます。
ゆっくり降っても、力強いループが出来たような気がします。
5:ラインのまき癖がつかない。
プラスチックラインのまき癖は物によっては、ひどいですから。
悪い点
1:ラインのすべりが悪い。
ミューシリンの厚塗りのしすぎ??ロッドのブランク面やガイドに張り付く感じがします。
よく言う、ラインの表面のボコボコの引っかかり??とは違う種類のものだとおもいます。
これはまだラインが新しいからでしょうか?
使い込まれたものはこのような出触りではなかったと思いますので。
当日の気温も影響があるのかも。限りなく氷点下でしたからw
2:ちょっと油断すると、ガイドやロッドティプに巻きつく。。
これはラインが柔らかいというか・・・・そのせい?
気をつけないとティップを折ったりなどの事故に繋がるかも・・・・・
3:油断すると、ラインが結ばさっていることがある。
これも、らいんに張りがないせいでしょうか?
足元に長いラインを出しておくと起こりました。プラスチックラインではそこまできつくは結束さ れないのですが、油断して引っ張ったりすると、危険ですね。
下手をするとラインを切ってしまうかも。。
他にも、ミューシリンが臭いとか、べたべたするとか・・・w
メンテナンスの問題もありますが。
ま、単純に1度の釣行、それも2時間程度しかつかっていませんので。
まだなんとも言えません。
ひとつ重大なこと。今回#4指定のロッドで使いました。
プラスチックラインだと#4で普通に振ることができます。
シルクラインだと・・・・イマイチしっくりこないのです。そう、ラインが軽いんです。
正確に比べた訳ではありません。GENさんもビルKさんも言っていたとおりですが。
ライン指定が3#?みたいな感じです。軽い分ロッドに重みが乗ってこないのです。
結構距離を出すとこの辺の感じは薄くなりましたので、多分・・・・
実際に軽いのではないでしょうか?
どうやら、もう1社のメジャーメーカーのテボー社のは、GENさんが言うには丁度いい感じの重さだとか。
指定番手どうりではないのかぁ??という感想です。
じき、3#指定のロッドで再度テストしてみます。
まぁ・・・・計った訳ではないですから。。。。あしからず。持っていった#3のプラスチックラインと比べても、まだ軽い感じの投げ心地。。この辺は微妙ですね。
次回?以降、3#指定の竿と、もう少し違うフィールドや状況でやってみたらまた違うかもしれません。
3#指定の6・6ftでただ振った感じでは違和感は余りありませんでした。
(3#のロッドのリールシートが短くて、シルクの巻いてあるCFO123が付けられなかったw)
たぶん、番手が合ってくると良いものと思います。
↑ライン番手の件は、別問題でしょう。。
総合的にはデメリットを補って有り余る、メリットと言った所でしょうか。
浮力の高さとそれに起因することは、何にも変え難いほどの良さだと思います。
これに、あの使い込まれたシルクラインのクタクタな感じが加われば。。
最強でしょう!(^.^)/~~~ニョホホホ